YOMU to KAKU マガジンvol.01 盛ってみよう!「遊ぶ」と「描く」がつながる、色彩アートの始め方

YOMU to KAKU マガジンvol.01 2024年6月10日

盛ってみよう!「遊ぶ」と「描く」がつながる、色彩アートの始め方

自分の好きな色を、自由に盛って重ねて
絵具で思いっきり遊んだキャンバスが、絵画作品になったら素敵だと思いませんか?

こんにちは!画家のTAKUYA YONEZAWAです。
「YOMUtoKAMUマガジン」では、絵に興味がある皆さんに向けて、読むと、絵が描きたくなるような記事をお届けします。
初回は
読むと「描く」ことが楽しくなる
がテーマです。
記事の中で、ぼくも実際に絵を描いていきます。
ぜひ、描くことを想像しながら、お読みいただけたら嬉しいです


STEP 0 「遊び」から始めよう!

絵を始めてみたい。

でも、本格的に描いたこともないし
そもそも何から手をつけていいのかわからない。。。
絵に興味をもっている方の中には、そんな悩みをもっている方が少なくないと思います。
確かに、絵を描くには、描写力や発想力・構成力、美術史の知識など、コツコツと積み重ねて学ぶことがたくさんあります。
でも自分が、何よりも大切にしているのはこれらの要素ではなくて
制作を「楽しむ」ことです。

たとえ技術や知識がなくても
楽しむことは、誰にでもできるし
楽しいことは、熱中できる。
熱中できると、上達につながる。

と考えているからです
描くことを「楽しむ」。
その方法のひとつとして、今回ご紹介するのが

「絵具で遊ぶ」ことです。

キャンバス上で絵具を盛って重ねて、自由に遊ぶ。
その結果、好きな色や形が作品になる🎨🖼️
この記事では、そんな方法をご紹介します✨
必要な道具や、描き方は次のステップでご案内しますので
ぼくと一緒に絵具で遊んでみませんか?


STEP 1 画材を揃えよう!

絵を描く前に、画材を揃えましょう。
今回使用する道具は、以下の通りです

必要な道具一覧
・キャンバス
・絵具
・紙パレット
・筆やヘラ(描けるもの)
・メディウム

画材が手元に揃うと、ワクワクします✨
そして、なんだか「絵描き」になったような気持ちになれる🧑‍🎨
最初は、形から入ると、テンションが上がりますよ!
キャンバスは、はじめは、小さなサイズがおすすめです。

今回は一般的なキャンバスと呼ばれるもので一番小さいサイズのF0(18×14㎝)サイズを使いましょう。
はがきより一回り大きいくらいのサイズ感なので初めて描くのにおすすめです!

◾️ときめく色で

絵具は、水溶性で乾くと耐水性になるアクリル絵具を使います。
薄塗り、厚盛り自由自在で、表現の幅が広く、誰にでもおすすめできる絵の具です。

色選びのポイントは、「ときめく色」を揃えること🎨
ぼくのおすすめは基本色セット(12〜24色)に加えて、好きな色、使ってみたい色を複数揃えてみることです。
ワクワクする色があると、絵を描く時のテンションが上がります。
せっかくなら、ときめく色で描きましょう✨


STEP 2 盛ってみよう!

それでは、いよいよ描いていきます!
今回は絵筆だけではなく、ペインティングナイフやシリコンのヘラなどを使って、絵具をモリモリしていきます。

イメージとしてはケーキを作るみたいな感じです。

では1色目
何を描くかは決めなくてもOK!一番ときめく色をパレットで練って

キャンバスに、、

2色目は、この色にしよう。。
えいっ!!

おお、、楽しい!
この調子で、自分が「心地よい」と感じる色や形を探る感覚で、絵具を盛っていきます

ひっかいたり、線を書いたりもできちゃいます。

ちなみに、描きにくい場合はキャンバスを回転させて描くことも有効な方法です。
角度を変えると、新鮮に画面を見ることもできますよ!
あれ?こっちの角度の方がいいなぁ。。と思うことも多々あります。

もっと盛り上げたくなってきたら
絵具に混ぜて質感を調節できる「メディウム」の使用がおすすめです。
今回は盛り上げ特化のメディウムを3つご紹介します。

今回はヘビージェルメディウムを使用して盛り上げてみました。

盛り上げる時は大胆に!
はみ出したって、いいんです!

◾️失敗したら、削ればいい。

もし
「失敗した!」
「ちょっと思ってたのと違うな」
と感じてもあきらめないで!!
そういうこと、よくあります。

大事なのはまず楽しむこと。

そんな時は、、、

【絵具が乾いていない時】

削り取って、もう一回やってみましょう!
ペインティングナイフという画材を使います。
削った色合いも、素敵だったりしますよ!

【絵具が乾いてしまった時】

乾いちゃっても上から塗り重ねれば大丈夫!
マチエール(画肌)と言って、失敗した筆跡も、素敵な下地になってくれます。

では、塗って盛って、削って、塗って、、、

・・・いつ終わりなんだ?

◾️楽しんだら、終わり!

筆の止めどきは、プロでも難しいです。
ああでもない、こうでもないと、こねくり回すと、変になりがち。
なので、今回はひとまず
「あー楽しかった!」
と満足したあたりで、やめてみましょう。
ぼくは、こんな作品になりました✨


STEP 3 飾ってみよう!

お疲れ様でした!
皆さんのお手元には、どんな作品ができましたか?
きっと、自分の「好き」がつまった作品になったのではないかな、と思います✨
せっかく描いた作品は、ぜひお部屋に飾ってみましょう!

自分がときめいた色で、楽しみながら作り上げたアート作品。
きっと、生活に彩りを与えてくれるはずです🎨✨
額縁に入れると、魅力も、思い入れも増して、さらに特別な作品になると思いますよ✨


終わりに

いかがでしたでしょうか?
今回は「描くことを楽しむ」をテーマにお送りしました。
絵は、誰だって楽しむことができます!
この記事がきっかけで
「面白そう!」「描いてみようかな」と少しでも思っていただけたら、嬉しいです✨
絵を描くって、楽しいですよ!
それでは、次回もお楽しみに!
皆さん、素敵な制作ライフを!
画家
TAKUYA YONEZAWA



◆プロフィール

TAKUYA YONEZAWA

北海道在住。毎年50作品以上の絵画作品を制作し、美術館や国内外のギャラリーなどで発表している。SNSでの発信に力を入れ、作品や制作過程、創作のヒントなどを発信。Xは@takuyanokaiga。

◆使っている主な画材

・アクリル絵具 アムステルダム レギュラータイプ ロイヤルターレンス
・アクリル絵具 アムステルダム パールシリーズ ロイヤルターレンス
・ペインティングナイフ リキテックス バニーコルアート
・ペンディングナイフ ロイヤルターレンス


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