SNS用紙という商品。
投稿した作品が超バズッてスマホの通知音が止まらない!
という夢をみました。
こんにちは、プラスデザール事業部のミッキーです。
Twitter、Instagram等SNSはクリエイターにとって手軽に作品発表が出来て、たくさんの方に見てもらえる便利なツールですよね。
数年前。色々な作家さんの個展を見に行き、ふと気づいた事がありました。
「SNSでアップした作品を中心に展示してるんです」
「すごい量ですね」
「去年、1年間ずっと描いてた作品なんです」
「なるほど!で、なんでベースの紙が正方形なんですか?」
「SNSの画面が正方形なんで」
「なるほど!で、この紙って・・・」
「ハイ!自分で正方形にカットしています」
アイデアの神様が降りてきた瞬間。
全身に衝撃がはしりました。
なんと!365枚も自分で紙を正方形にカットしてるだなんて。
そんな作家さんに出会うのがその年はとても多く、アイデアの神様が降臨してきて
『you、作っちゃいな』
神ではなく紙にこだわり商品開発。
なんて、面白おかしく書きましたが、実際にその作家さんたちに
「カットするの大変でしょ?もともと正方形にカットした紙があれば便利ですか?しかも365枚セットとか」
と、聞いてみると、みなさんそれは買うかも~とのお答え。
これは早速作らねばと、水彩絵具で絵を描く人に人気のワトソン紙で商品化をしてみました。
(SNS用紙 365枚セット※現在は廃盤 パッケージイラスト:村上信理)
出だしは好調だったのですが、あることに気づきました。
『SNSに積極的に投稿してる作品ってコピックを使ったイラスト系が多い』
ワトソン紙はとてもいい紙なのですが、コピックなどのアルコールインクマーカーだと滲んでしまいます。
そこで!これは紙から考えなおしやなと思い、色々研究に研究を重ねました。
水彩絵具でもきれいに描けて、コピックでもきれいに描ける
この2つの画材と相性のいい紙で生まれたのが「SNSペーパーver2」
(パッケージイラスト:Rumiko Works)
水彩絵具もきれいに滲みやぼかしの表現ができて、コピックのインクの発色もバッチリ!
ヒミツは○○した○○
紙は実はオリジナル。秘密の○○を施しています。内容はごめんなさい、秘密です。
SNS用紙は8㎝×8㎝なのですが、もう少し大きなサイズで描きたいというお声も多く頂き「あの紙」としてA4サイズで商品化もしました。
365日毎日絵を描くメリット。
実は、僕もSNS用紙を使って毎日絵を描いて投稿しています。今年で2年目に突入しました。
(Instagramで#SNS用紙のハッシュタグをつけて投稿していただくと、心斎橋の店内サイネージに自動的にアップされていきます)
毎日絵を描くポイントとメリットを自分なりにまとめてみたので、やってみようかなと思う作家さんの参考なればと思います。
●風邪をひかなくなる
もちろん個人差はありますが、毎日描いて、アップしなくてはという自分へのプレッシャーからか、自己管理がしやすくなり体調を崩さなくなりました。
これマジです。
●あこがれの締切におわれる
作家なら一度は言ってみたい「締切におわれてるんで」を体験できます。
●自信につながる
作品集を作り上げる自信につながります。SNSをみてるデザイナーや業界の人も「この人は作品を描き続けることが
できるな」と思ってくれるかもしれません。
●描き続けるポイント
・テーマを決める・・・毎日描くのでテーマを決めることをお勧めします。テーマがなければ今日は何の日で描いてみてはいかがでしょうか。
・見てもらう事を意識する・・・SNSにアップするのは自己満足ではなく、たくさんの方に見てもらい、仕事に繋がればという思いがあるはず。だったら見てもらう事を意識して描きましょう。
・思い切って背景は白・・・毎日描くので時間に追われることもあります。描きたいモチーフを真ん中に描いて、背景は白いままでいいと思います。
現在SNS用紙はイラスト作品にピッタリな細目のタイプと
裏抜けしないハイブリット和紙を使った和紙タイプなどのシリーズも発売中で、描きたい手法によって紙質をお選びいただけるようになりました。
中途半端な8㎝×8㎝というサイズ
SNS用紙はなぜ10㎝×10㎝ではなくこのサイズかというと、実は色々試して感じた「毎日描くのにちょうどいい空間と、8㎝×8㎝が様々な描画材料と一緒に写真を撮った時に美しくみえるサイズ」なんです。
(まずは試してみたい!という方用に10枚入りもあります)
なのでSNSにアップする際には使ってる描画材料と一緒に写真に撮ってほしいというミッキーの思いが込められた紙なんです。
ぜひ皆さんも、チャレンジして見てくださいね♪
SNS用紙はネットでもお買い求めいただけますよ♪(商品名をクリックして見てください。飛ぶよ♪)