『我が家の編物男子』
編み物ブームといわれた
昨年の冬からこの春にかけて
毛糸探しが続きました。
人気の毛糸は争奪戦で
再入荷を待って購入する日々。
いえ、私ではなく息子の事です。
「男の子なのに編み物を?」
と、よく言われるのですが、
案外多いようですよ「編物男子」。
編み物はどこか数学的な要素が
あるのだと彼は言います。
彼の本業はシステムエンジニア、
まさに理数系脳がはたらいて
編む時の図案は幾何学と計算と
想像力が相乗作用するようです。
そんな彼は「毛糸で作る帽子作家」
私とは違う畑のクリエイター。
でもモノ作りの心は同じなので
話していてとても気が合います。
5月になりそろそろ汗ばむ季節、
涼しげな毛糸が欲しいとのこと。
最近では和紙を使った毛糸が
人気で種類も豊富なんだそうです。
素材、太さ、色、手触りなど
ショップに行ったり検索したり。
この工程もまた楽しそうです。
そして、そんな姿を眺めているのが
私もちょっと楽しいのです。
(RumikoWorksは日々の暮らしを描いています)
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イラスト・文 Rumiko Works
愛知県在住。クリエイター。
毎月1つのイラストと私なりの目線で綴ったちょっとした文章をお届けします。
instagram :@rumikoworks