Rumiko Worksのイラストコラム vol.68

『吊り橋を渡る秋』

ようやく木々が赤や黄に
変化してきましたね。
気分転換で近場の旅。
空は高く、気温は17℃。
気持ち良いはずの山道を
私は曇り心で歩いていました。
人の悩みは尽きないもので、
不安や心配は絶え間ない。
妄執まみれで歩いていたら
目の前に吊り橋が現れました。
渡るべきか、渡らぬべきか。
橋の向こうは新たな世界?
ちょっと怖いな。大丈夫かな。
一歩踏み出すには勇気が要る。
だけど…
橋の先にあるまだ見ぬ世界を
渡りもしないで推測しても
それは時間の無駄でしょう。
何がいちばん大切なのか
じっくり自分に問うてみる。
結果はどうであれ
やれる事はまずここから。
杞憂か否か、吊り橋を渡る秋。

(RumikoWorksは日々の暮らしを描いています)

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イラスト・文 Rumiko Works

愛知県在住。クリエイター。
毎月1つのイラストと私なりの目線で綴ったちょっとした文章をお届けします。

instagram :@rumikoworks

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